個人が大容量のデータを管理・バックアップする方法を実践してまとめてみた

1ヶ月間データのバックアップなどについて試行錯誤しました。どのようにデータを管理しておけば、効率的にデータにアクセスでき、バックアップもスムーズに行えるのかについて考えてみました。実際に機器を購入して実践して試したりしました。

目指す環境

  • データに容易にアクセスができる
  • バックアップを効率的に取ることができる
  • 保守管理が簡単

外付け HDD を余っているパソコンに繋いで付けっぱなしにする方法

OS には Linux を利用して samba などで共有をする方法です。別に OS が Windows でも同じことができると思います。

メリット

  • ファイルサーバーなのでデータに用意にアクセスできる
  • さらにもう一台 HDD を接続して rsync で自動ミラーリングすればバックアップは自動
  • 余っている機器を使うので追加費用が必要ない
  • ある程度の知識があれば保守管理が楽

デメリット

  • HDD + パソコンで電気代が VPS 借りられる程度かかる
  • 電気代のために電源付けたり消したりしたら大変
  • ネットワークでトラブルが発生するとデータにアクセスできない

まとめ

電気代が高いのが一番のネックですね。HDD とパソコンの電気代、計測すると VPS が借りられる金額にたどり着きました。また Linux などでバックアップのシェルスクリプト書けることが前提だったりします。

美味しそうなところは、HDD を2台接続しておけば、rsync で自動バックアップも可能というところですが、2台の HDD のバックアップを rsync で自動で取ると問題が発生することもあります。

NAS 機器を購入する

NAS 対応の機器を購入します。いわゆる HDD を差して LAN に接続すれば簡単にできてしまうというものです。

メリット

  • HDD の電気代だけで OK なので電気代の問題はクリア
  • 電源付けたり消したりしてもそれほど苦ではない
  • ある程度の知識がなくて導入可能

デメリット

  • 追加費用が必要である
  • ネットワーク経由限定なのでネットワークが壊れたらアクセスできない
  • ネットワーク自体の IP アドレス変わったりしたら困る
  • つまりトラブルがあった場合ネットワークに強くないと復旧にかなりの時間がかかる
  • バックアップがネットワーク経由なのでかなり時間がかかる
  • バックアップがほぼ手動でせざるを得ない

まとめ

高いものを買ったりネットワーク自体を高速なものにすれば解決できるかもしれないけど、個人のデータ管理でそこまでお金を使うのも難しいです。

USB などで外付けHDDにデータを入れて管理する

そのまま初心者でもできる管理方法です。

メリット

  • USB 直指しなので必要な時だけ起動できます
  • 必要になれば外に持ち運ぶことが可能です
  • とても素早くデータにアクセスすることができます
  • 初心者でも大丈夫
  • 電気代も必要最低限しかかからない
  • コストもほとんどかからない
  • 保守管理にかかる時間がほとんどない
  • Mac の TimeMachine のデータが入れられる
  • マウント関係で結構都合が良い

デメリット

  • 1台のパソコンに接続することしかできない
  • バックアップを手動で行う必要がある

まとめ

手動で行うバックアップでもスクリプト噛ませて楽をすることができそうです。現在は USB で接続した HDD にバックアップを取っています。パソコンが壊れても HDD にバックアップがある、HDD が壊れてもパソコンから移動できるという感じです。

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