青色申告が終わりました。書類はいろいろ勉強して作ったので完璧だと思っています。一応税務署でチェックしてもらって問題ないとのことでしたが、実際書類が正しいかどうかはまだ分かりませんが、一応忘れないようにここまでを履歴をまとめておきます。個人的な勉強日記であり確定申告について教えることが目的の記事ではないのでご了承ください。また私は税理士ではないので勘違いは必ずありますし、非効率的な部分もあるかもしれません。初心者の視点で書いています。
青色申告をはじめるための準備をする
確定申告をするためにつけた知識や準備したソフトなどについて全てまとめておきました。どの程度勉強したら書類作成できるのかなどの指針にして下さい。
所得税の青色申告承認申請書は忘れずに
青色申告するには「所得税の青色申告承認申請書」を提出しておく必要があります。提出を忘れる方がいるのか、税務署でも Facebook でも「青色申告承認申請書は出しましたか?」という質問を何度も受けましたので、忘れないように開業時に提出しましょう。以下のページで開業届と申請書の書き方について解説しています。
ひと通りの知識が必要
この本を読みましたが少し古い。他の本でも問題ないと思います。こちらの本は初心者向けに書かれていたので比較的頭に入りやすかったです。税務署のページなども見て頭に叩き込むのに2日かかりました。
以下参考にしたサイトです。
- 一般的に使う勘定科目 / 仕訳方法 / 基礎知識
- やよいの青色申告のデータを CSV で編集する方法
- 確定申告期に多いお問い合わせ事項Q&A|国税庁
- 確定申告書Bの第2表の所得の内訳の書き方について
- 貸借対照表の読み方や基礎知識について
- 2011年度版 e-tax の手引き (ライフハッカー)
会計ソフトが必要
さすがに計算や記入までは難しいので、会計ソフトを使うと良いです。今回私はやよいの青色申告を使用させて頂きました。やよいの青色申告は税制が変わらない限りは買い換える必要がなく、税制が変わってない場合はやよいの青色申告で書類を作成して、税務署のページの生成ツールで書類を作成すれば良いとのことです。もちろん買い換えれば書類をソフト単体で作成できます。
会計ソフトの無料サポートを使用する
やよいの青色申告の場合は無料のサポートが一定期間ついてきます。購入後から一定期間なので、はじめて青色申告をする場合は、確定申告期間の少し前に購入して作業をまとめてやった方が良いかもしれません。ソフトにもよりますので、購入前に調べてみると良いかもしれません。
教えてくれる人が少なからず必要
Facebook で具体的な名前は控えますが、2名の友達にいろいろと教えて頂きました。特に1名の方にはチャットでいろいろと教えて頂いて、青色申告はそんなにかしこまってやらなくても大丈夫だよとアドバイス頂きました。この2名の友達にアドバイスをもらえなければ、書類を作成するところまで辿りつけなかった気がします。
青色申告が難しいので白色申告にしたい
一般的にフリーランスの初年は白色にするものだそうですので、いきなり青色申告ができなくても落ち込む必要はないです。青色申告が難しすぎて、どうしても処理できなくて白色に戻したい場合は以下のページで取りやめ方の説明がありますので、こちらで手続きをします。
青色申告書を作成する上で分からなかったこと
本を読んでも、実際に確定申告をする際に疑問に思ったことをまとめておきます。基本的なことがまとまってると思いますので、初めて確定申告する方は参考にしてみてください。
事業用口座を作ると捗るのかについて
事業用口座を作ることで捗ると聞きましたが、ほとんど経費で落とせるような買い物しかしない場合は別に作らなくても良いのではないかと思いました。個人用にお金を引き出したり、振り込んでもきちんと記帳すれば良いので、その記帳作業が面倒でなければ、事業用口座を別途用意する必要はないかもしれません。(個人用口座を事業用口座とする。)
クレジットカード支払いの記帳について
クレジットカードは購入してすぐに銀行からお金がおりません。そのため、購入時は未払金として入力し、実際に決済された時に再度入力します。入力量が増えますので、慣れていないと少し苦痛です。
クレジットカードも銀行と同じ事で、事業用にすれば一括処理できるというわけでもないので、新しく作る必要がない程度しか経費以外の支払いが無い場合は個人用と事業用を混ぜても良いかもしれません。
領収書がもらえないような経費に相当するもの
領収書をもらえないような集まりに参加した時の経費などは「出金伝票」というのを使って書きます。いつどのような理由で支払ったかに書いておけば、これが領収書としての代わりになるそうですが、確かそれも制限があるはずです。税理士ではないので具体的な事は書けませんので、詳しいことは税務署の方に聞くと良さそうです。
収入と経費以外のお金の動きについて
私用途でお金を引き出したり使ったら事業主貸、私用のお金を口座(正確には事業用口座)に入れたら事業主借とします。事業主口座を中心としたお金の動きを記録します。前の会社の給料が事業主口座に入っている場合も科目は事業主借として記帳します。源泉徴収されていると思いますので、確定申告書Bの所得内訳にも記載して、書類を台紙に貼ります。調べながらやってたので個人個人で調べてください。
確定申告会場について
はじめての人でも分かるようになっている
地域にもよると思いますが、確定申告会場に行くとどんな理由で来たのかを聞いてくれて、自分の状況を説明するとどこに並んだら良いかを教えてくれるのでとても分かりやすいです。基本的には初心者にも分かるように教えてくれるので特に専門的な知識はなくても大丈夫です。
来年以降も書類部分で分からない事があれば確定申告期間にここで質問を、記帳部分でわからないことはやよいの青色申告のサポートを利用していくと便利そうです。仕訳については心配な部分もあるので、収入が少ないうちは問題があってもそこまでトラブルにはならないと思いますが、増えてきたら格安の税理士さんに丸投げして、本当に正しい書類作成と更なる節税をしたいところです。
混雑具合について
平日の午後に伺いましたが、待ち時間は30分程度でした。30分後、どんな理由で来たかを尋ねられて「個人事業主で青色申告を」っていったら「個人事業主さん入りまーす」って言われて、なんか変な感じでした。効率的に人を捌いていて凄かったです。
おわりに
今回は相談したいのもあるので会場に出向いて手続きしましたが、来年は e-Tax を使おうと思います。e-Tax だと4,000円の控除が付きますし処理も早いそうです。確定申告については、まだ提出の段階であって実際の税金の支払とかはこれからなので、まだまだ気を抜けないところです。今後のアクションについても難しい内容であれば記事化していきます。
ひげたまブログさんのコメント
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