秀丸エディタを HTML や PHP や CSS が気持ち良く書ける環境にする

秀丸を最強のエディタとして活用できるようになるまでの道のりをメモしておきます。後で誰かの参考になれば幸いです。

秀丸のインストール

まず秀丸は以下からダウンロードします。
秀まるおのホームページ(サイトー企画)?秀丸エディタ

秀丸のインストールの説明はこちらが分かりやすい。
http://hide.maruo.co.jp/software/install.html#HIDEMARU

基本的な操作や見栄え

秀丸の(その他)ファイルタイプ別の設定には癖があって、事前に設定のリストで用意しておいた設定をある拡張子のファイルに適用することで、今後その拡張子のファイルを開いた際は、その設定が適用されている状態になります。
設定のリストにある共通で設定すれば、他のすべての設定にも適用されるわけではなく、拡張子毎に設定をしていく必要がある(例えばPHPにはPHPファイルという設定を用意して適用する。CSSファイルにはCSSファイルという設定を用意して適用する。その際フォントやフォントサイズ、その他エディタの設定などを毎度行う。)ということになります。今までこの手のエディタは触ったことがないので、理解に数分も苦しみました……。

基本的にしておいた方が良いファイルタイプ別の設定

フォント

  • フォントをMSゴシックに変更。
  • フォントサイズを12ptに変更する。

体裁

  • 折り返しをウィンドウ幅に合わせる。
  • タブの文字数を4に変える。
  • 行番号の計算方法をエディタ的に変更。
  • 行間を1/4に設定。
  • 文字間を1/8に設定。
  • 自動インデントとC言語用のインデントを有効にする。

デザイン

  • 各文字色や背景色や文字装飾をここで細かく設定する。
  • 改行文字を記号で表示しないようにする。
  • 全角空白を記号で表示するようにする。
  • 対応する括弧を強調表示する。
  • メールアドレスのカラー表示をする。
  • URLのカラー表示をする。

個人の好みによって設定は変わってきます。一応私の標準的な設定はこんなもんです。飽きると変更するので、いつもこの設定ではありません。少なくとも私はこのような感じにすると快適だと思います。

各種ファイル毎にハイライトを設定する

これを行わないと、秀丸を使う意味がありません。ここでは各種ファイルをハイライトする方法をメモしておきました。

CSSファイル

きちんとCSS強調定義 Ver.0.90をダウンロードして解凍。CSSファイルの設定の(デザイン)強調表示の読み込みからハイライトファイルを読み込みます。

PHPファイル

PHPまるごと強調表示 Ver1.0をダウンロードして回答。PHPファイルの設定に(デザイン)強調表示の読み込みからハイライトファイルを読み込みます。

他のハイライトファイルは秀丸エディタの強調表示定義ファイルライブラリからダウンロードすることができます。また秀丸エディタ強調表示定義ファイルライブラリ:ダウンロードランキングもあるので、参考までに。

動作環境の設定

(その他)動作環境も自分なりにカスタマイズすることで、そろそろ秀丸の本当の力を発揮できそうです。以下の設定をする前に、動作環境のウィンドウの一番下にある上級者向け設定を有効にしておきましょう。

ウィンドウ

  • ファイル名を常にフルパスで表示する。
  • エンコードの種類を常に表示+改行コードにする。

ファイル

  • ファイルの排他制御を上書きだけ禁止にする。
  • 同じファイルを2つ開くことを禁止する。

秀丸の便利な使い方

以下のページにプロっぽい使い方が紹介してありました。
PHP を秀丸で書く時に覚えておきたいいくつかの事柄(操作編) | バシャログ。

追記:秀丸はシェアウェアです。

秀丸は残念ながらシェアウェアです。しかし自由にカスタマイズできたり、あらゆる言語を取り扱うことができたり、将来的にはマクロを作って単純な作業を簡略化できたりと、値段の割に素晴らしい機能を発揮します。

ということで、はじめてシェアウェアを購入しました。
これから死ぬまでお付き合いいただきます。多分。

追記(2009/6/24):秀丸を使い始めてから半年が経ちました。

秀丸を使い始めて半年。かなり使えます。もう秀丸なしじゃ何もできないくらい愛用しています。
会社にも持っていって HTML から PHP まで何でも書きまくりです。ぜひおすすめですよ。

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