pChart を使って PHP で簡単にグラフを書くことができるそうなので、以下のサイトを参考にやってみました。英語読めないって辛いですね。でも本当に欲しすぎるものが英語だったらマジで読めそうですけどね。pChart は一瞬読んででもやろうと思うくらい素晴らしいです。
pChart | a PHP Charting library
今回 pChart を利用するに当たって以下のページを参考にさせていただきました。
http://lightbox.matrix.jp/ginpro/patio.cgi?mode=view&no=281&w=720
ダウンロード
まずは pChart.1.27d.rar を以下からダウンロードします。
http://pchart.sourceforge.net/download.php
日本語を使うには別途日本語フォントも必要です。私は無料で使える日本語フォント11選 | DesignWalkerを参考に、S2G月フォントを使わせていただくことにしました。
ちなみにS2G月フォントは商用利用の場合はカンパウェアです。
グラフを生成してみる
フォルダを開けてみるとサンプルのファイルがたくさん入っています。要は序盤はこれを書き変えて利用していくのが得策なのでしょうか。
とりあえずブラウザから Example1.php でも開いてみましょう。
開いたらまずは以下の部分を
1 | $Test->Render("example1.png"); |
以下のように書き変えてください。
1 | $Test->Stroke(); |
これでサンプルが表示されるようになります。
で、この状態から日本語を使ってみたいと思います。以下の example 1 ってところを書き換えます。ここはグラフのタイトル的なものになりますので。適当にサンプル1とでも書いておきましょう。
1 | $Test->drawTitle(60,22,"example 1",50,50,50,585); |
以下のようにします。
1 | $Test->drawTitle(60,22,"サンプル 1",50,50,50,585); |
で、まだこれでは日本語は使えません。日本語のフォントを指定してやる必要があります。
日本語のフォントを Example1.php と同階層にある Fonts というディレクトリに入れてやりましょう。(読み込めればどこでも大丈夫です。)
ソース内を .ttf とか tahoma.ttf で検索してもらえば分かりますが、フォントは各項目ごとに指定します。先ほど Fonts ディレクトリに入れたフォント名を書きましょう。
全てのフォントを書き換えるのが面倒な場合は変数にフォント名を格納して、この部分には変数を書くと言うのも可能ですけど、好きなように改造していけば良さそうです。
これで何となく感じが掴めてきましたね。
グラフの種類
サンプルでいろいろ用意されてますが、私の欲しいのは今のところ円グラフと棒グラフ。でも一応全部見て行くので内容を書いておきますね。(グラフとかそんなに詳しくないので名前が間違ってたら指摘してください。)
ファイル番号 | 種類 |
---|---|
1, 2, 4, 6, 7, 9, 11, 15, 19, 24, 26 | 曲線グラフ(?) |
3, 12 | 棒グラフ |
5 | 株価チャート(?) |
6 | 曲面グラフ(?) |
8 | レーダーチャート(?) |
10, 13, 14 | 円グラフ |
16, 17, 18, 21, 22, 25 | 折れ線グラフ |
20, 23 | 積み上げ棒グラフ |
曲線だか曲面だかわからないものまで、バリエーションが多くて判別に疲れました。自分で見てみるのが一番ですね。ちなみに少量のキャプチャなら以下のページで公開されてました。
デザインちっくなグラフが作れるpChartをやってみたよ – PHP,MySQL,Flexな日々+イラストとか
追記(2009/9/20): 計算でパラメータを求めるように変更したソース
このライブラリ、大きさの変更がパラメータの値などによって変化するので、大きさを調節するには個々のパラメータを全部指定しなおさなければいけません。
ですが、それを自動的に計算できるようなソースを書いた人がいましたので公開しておきます。
PHPで簡単にグラフが作れるライブラリ – フリップフラップ
なんか Google Chart API が一番簡単で理解しやすく、導入が簡単そうなので一時的に pChart は保留ということにします。
[...] PHPで簡単にグラフを生成できるライブラリ「pChart」 [...]